ナーシングドゥーラとは

たとえば、産後。

周産期」とは、妊娠22週から生後満7日未満までの期間をいい、合併症妊娠や分娩時の新生児仮死など、母体・胎児や新生児の生命に関わる事態が発生する可能性があるので、医療機関の看護職による集中的なケアが必要な時期です。

 

また、出産後、特に6週間~8週間くらいまでは、産褥期と呼ばれ、妊娠・出産による身体の変化だけでなく、ホルモンバランスも急激に変化するため、精神的にも不安定になりがちと言われています。

さらに、産後うつの好発期き産後2ヶ月であることや、また、先に発表された妊産婦自殺も最も多いのが産後2ヶ月で、産後4ヶ月の方もおられました。

 

以上のことから、地域での子育てのスタート期は、信頼できる看護職とつながり、いざという的に医療とつながれる仕組みが必要です。

 

特に、NICU退院後。

高度医療技術が進み、体重500gの超極小未熟児の命も守れるようになりました。

しかし、嬉しいはずの子どもの退院後は、母親も家族もドキドキです。

 

訪問看護によるケアはありますが、常に緊張感の連続。

そして、人により状態が違うので相談できる人は医療関係者のみ。

 

自由に外出できるようになるには、かなりの日数が必要。

ましてや、兄姉がいればその子のケアはどうしても二の次になります。

上の子のケアをお手伝いしたり、ママに美味しいご飯をお作りして

さまざまな環境変化にお疲れになっているNICU退院後のご家族の心身にほっとした時間をご提供できるのがナーシングドゥーラです。

たとえば、術後の退院後。

先の小林麻央さんでニュースになった、乳がんや子宮がんの在宅支援。

訪問看護が適用になっても、日々の暮らしを支える家族はとても大変です。

何を食べさせたらいいのか、何をしたら楽になるのか。。。

 

そんな、子育て中のお母さんの万一に対応できるのもナーシングドゥーラです。

たとえば、発達の遅れが気になる子の日常。

言葉が遅い、歩かない、日々の心配を誰もわかってくれない。

そんなママやパパの孤独感を、少しでも和らげたい。

 発達の遅れが気になるママを支援したいあなたにもナーシングドゥーラという働き方がおすすめです。

たとえば、休まらない介護の日々。

ほかにも・・・

  • 母乳育児のお手伝い・・・助産師ナーシングドゥーラの母乳支援
    2800gで初めての赤ちゃんをご出産された39歳のママのお宅に産後初めて伺いました。乳首が硬くて扁平陥没状態。赤ちゃんが飲めず「もうミルクでいいです。。。」と言ったり「やっぱり母乳を飲ませたい」と言ったり。そんな気持ちが交錯する日々を食事を作ったりマッサージしたりしながら寄り添い支えました。「無理しなくて大丈夫」「かわいいと思いながらの授乳で」とお勧めし、レイバックを授乳前に取り入れて赤ちゃんがママの乳首を見つけるのを待ったり、そんな保護器も使用しながらの授乳を、肩を抱き、毎日寄り添い支えました。そして、今、生後6ヶ月。直接母乳はもちろんミルクを足さずにすむようになり、自信溢れる笑顔のママらになられて、こんな生活の場で、こんなゆっくりとした温かい時間の中で、ママ支援ができるなんて、、、、病院助産師では体験できなかった喜びです。
  • 障がい児の始めてのおうちケア・・・小児専門訪問看護との違い
    「退院の時に病院に来てもらえますか? 病院で習ったことが家でできるのか心配なんです」というママとパパの不安とドキドキに寄り添い、家族三人での初めての夜にご家族皆様と手順を確認しました。大丈夫。ちゃんとできてますよ。と申し上げたところ、ほっとされでうたた寝されたご主人の顔を見て、ママとパパのお疲れをねぎらいました。そんな家族看護ができるなんて、ナーシングドゥーラならではです。
  • 手術後のセルフケア
    「もともと頭痛持ちだから。」と動こうとされるを「手術後の頭痛は要注意ですよ。」とお伝えして横臥位になっていただきました。
  • 上の子ケア
    上の子が悪い子になったので強く叱ることが多くなったというパパ。ゆったりお話を伺ってみると、ご自身も下の子が生まれて辛い思いをしたとの話。お辛さをゆっくり伺ったらにっこり笑顔のパパになりました。
  • 祖父様ケア・・・だっこひもの使い方支援
    抱っこ紐に挑戦したいという祖父さま。ママには外出していただき、基本からしっかりマスターしていただきました。その後、外出時もだっこひもで行かれるようになったとご連絡いただきました。
  • 育児グッズの使い方支援
    ベビーカーの使い方がわからないからちょっと見て欲しいとの連絡。ママと一緒に外に出て使ってみましたが、お下がりのベビーカーが背の高いママの体に合っていないことがわかりました。そして、次回は買い替えかレンタルかを考えてみたいとの事。試してみれるものがいいのでは無いかとアドバイス。ボディメカニズムの基本を知っているナースならではのサポートです。
  • 医療機関につなぐ
    実母さま介護中の娘さん。実母さま受診時の同行をさせていだたきました。緊張タイプの娘さんをサポートして、実母さまのお世話をしながら主治医の先生への質問疑問が表出できるようお声かけしました。微熱がきになる話しがずっとできなかったという娘さん。話しが聞けて安心したと。また、何かあればご連絡くださいねと申し上げて、ご安心いただきました。
  • 栄養
    料理も看護だった!! 「ナーシングドゥーラ」として働いてみて、改めて気づきました。なぜ授乳期は避非妊時よりカロリー多めなのか、多めとはどのくらいなのか。
  • 障がい者家族ケア
    上の子が発達障がいであることがわかり産後と重なり不安定になったママ。夫婦喧嘩も増え離婚も考えられていましたが、いろいろ伺ってみるとご主人も発達の遅れを指摘された事があるとの事。それはそれは、ママのご負担も大きいかと。どうか、一人で抱えずにまずは保健センターに相談してみませんか? と電話番号をいっしょに探しました。

参考 

【「看護師(かんごし、英: nurse)とは」】

昭和25年4月1日に施行された保健師助産師看護師法の第五条で「看護師」とは、厚生労働大臣の免許を受けて、傷病者若しくはじょく婦に対する療養上の世話又は診療の補助を行うことを業とする者をいう。

また、wikipeiaによれば、医療、保健、福祉などの場において、医師などが患者を診療する際の補助、病気や障害を持つ人々の日常生活における援助、疾病の予防や健康の維持増進を目的とした教育を行う医療従事者である。

 

【「看護とは」】

ナイチンゲール によれば

看護とは患者に新鮮な空気、太陽の光を与え、暖かさと清潔を保ち、環境の静けさを保持するとともに、適切な食事を選んで与えることによって健康を管理することであるとしている。とりもなおさず、健全な生活環境を整え、日常生活が支障なく送れるよう配慮することが看護なのである。(出典『看護覚え書』うぶすな書院)

 

バージニアヘンダースン によれば

「看護とは、健康・不健康を問わず、各個人を手だすけすること、具体的には、健康の維持、健康の回復(あるいはまた平和な死への道)に役立つ諸活動である。」(出典『看護の基本となるもの』日本看護協会出版会)

 

聖路加看護大学 によれば

看護とは「人間と環境に働きかけ、各人の到達しうる身体的側面と心理・社会・霊的側面の最高位、すなわち最適健康状態を生み出すように援助する働き。」 (出典 http://kango-net.luke.ac.jp/nursing/about/)