医師から退院を許可された
「褥婦」並びに「新生児」などに対する
「療養上の世話」こそ
ナーシングドゥーラ®︎の「寄り添い」です。
「褥婦」
褥婦とは、産褥(さんじょく、英: puerperium )期にある女性で 産褥婦(さんじょくふ、英: puerperant)ともいいます。
妊娠および分娩によってもたらされた母体や生殖器の変化が、分娩の終了(医学的には分娩第3期)から妊娠前の状態に戻るまでの期間(産褥期)にある女性を指します。産後8週間は周産期と呼ばれ、母体の心身の健康状態が不安定で、周産期死亡率として統計上もカウントされています。
日本の場合は「分娩」が医療保険や社会保険ではカバーされていないので、病院の看護職の関わりが難しいのが現実です。
しかし、オランダやスウェデンでは、保険でカバーしているため、 出産後は日本より短い日数で退院し、自宅に看護職が訪問するサービスを保険でカバーされています。イクメンで有名なスウェーデンでは、自宅にコミュニティナースが訪問しパートナー含めて赤ちゃんの世話を教えるので、これが虐待予防に効果があったとも聞いています。
また、オランダでは、クラームゾルフという看護職が保険で訪問し、産後退院後の家庭で赤ちゃんの世話や母乳ケアを教えるだけでなく、料理も作ります。
「新生児」
新生児とは、生後0日目から28日目までの児を指します。
この時期は、他の年代、より死亡率が高く、たとえば、10歳から14歳の死亡率が人口10万対1.6人に対して1歳未満の乳児は83.8人。その半数が新生児死亡です。 もちろん、過去や他国と比べると新生児死亡率は低いのですが、まだまだ目が離せない時期。そんな目が離せない乳児、特に、新生児の世話を、我が子以前に見聞きしている人が少なくなっています 。退院を許可されたとはいえ、胎外生活適応期の児の命を、赤ちゃんという生き物と接点が少ない少子社会で生活していた女性とそのパートナーだけで全責任を担わざるを得ないのが少子核家族社会の日本の産褥期。
その責任の重さゆえに育児の不安や孤立を感じるのは当然と言えます。
療養上の世話とは、
保健師助産師看護師法で定められている看護業務の一つで、
医師の指示が要らない看護師独自の業務です。
1.患者の症状などの観察
2.環境整備
3.食事の世話
4.清拭およ び排泄の介助
5.生活指導
特に、産後は
・母子共に産後の異常の予防と早期発見の為の観察が必要。
・育児と家事の両立を目指した環境整備が必要。
・母体の回復の為に必要な栄養が摂れるような支援が必要。
・新生児の栄養と体の清潔支援が必要。
・母親並びに養育者に上記の生活指導が必要。
です。
よって
看護職による療養上の世話が必要です。
しかし、医療機関では
医療が不要になれば退院させなければならず
「十分な支援」ができないのが現実です。
そんな現実をなんとかしたい看護職のあなたこそ
「ナーシングドゥーラ®」がおすすめです。
産後や退院後の女性の暮らしに寄り添い、
生活の場で感じるちょっとした心身の気がかりに耳を傾け、
異常の予防と早期発見に務め、
ご家族の笑顔づくりのお手伝いをする仕事・・・
それがナーシングドゥーラ®です。
病院から、
地域サービスとして、
あなたの地域に合わせて
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一般社団法人国際ナーシングドゥーラ協会は
退院後の全ての人の
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「ナーシングドゥーラ®」の育成と普及を通し
「子育ての楽しさ広がる地域社会」を目指します。
〜サイトマップ〜
一般社団法人
国際ナーシングドゥーラ協会
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