今年の3月に、行政保健師を退職し、今年5月に三男を出産。初めての専業主婦となり半年が過ぎました。
男の子3人の育児はあっという間に一日が終わりますが、喜怒哀楽の激しい家の中で、働いていたころよりも少し時間的に余裕を持った生活をしています。
公立病院で看護師として6年勤務し、その後行政保健師を5年間経験しました。
長男を産んで退院した頃は、おっぱいをうまくくわえさせることができず、寝不足と授乳の失敗を重ね、子供はかわいいはずなのに、イライラしていることが多くありました。
今でも、夫から布団の上に長男を雑におろしたことをチクリと言われることがあります。
産後1か月頃が、私にとっては大変な時期でした。
それも一時的なもので、保健師が赤ちゃん訪問に来る頃には、すっかり子供と二人でいる時間を楽しく過ごしていました。実家の両親からも嫁ぎ先の両親からも、産後のサポートを受け安心して生活できました。きっと私は、保健師から「問題なし」とされた母です。
その後保健師として赤ちゃん訪問をする立場となり、三世代同居が多いとされる山形県でさえ、産後の支援がもう少し必要な人、日中は子供と二人だけの生活を送っている人など、退院してから赤ちゃん訪問までの約1か月半ほどの支援が、すっかり抜け落ちている現状に、もう少し手を差し伸べてあげられることはないか、と考えています。
親子関係、夫婦関係、虐待予防、産後うつの早期発見にもこの時期は重要なはずです。一人ひとりに丁寧に関わりたいという思いが強くなりました。
・悩みが大きくなる前に、話を聞いて、自己決定を促すことのできる保健師になりたい。
・女性の大イベントである妊娠・出産・育児の期間を、自宅でも安心して過ごしてほしい。
・ナーシングドゥーラの活動で、支援が必要な人に働きかけができると確信し受講を決意しました。
私と同じ思いの保健師が山形にいました。
行政との信頼関係を大事にして
山形の産後家族の転ばぬ先の杖になってほしいです。
協会も応援します!
寄り添いつなぐ看護職
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