産後ケアステーションこしがや

私の産後ケアステーションこしがや
 
 このたびは、ナーシングドゥーラに認定いただきありがとうございます。
 何度も書き直して、うまくまとまらなかったので率直な気持ちを書きたいと思います。
 渡邊先生、助産師学校の頃、分娩介助や両親学級のことでいっぱいで産後の母子保健にあまり興味が持てず、授業もそんなに熱心に聞いていなかったと思います。
ごめんなさい。
 助産師になり就職して働くと、妊娠期や分娩期は通過点に過ぎず、産褥期からそれ以降のケアやサポートが必要だと日々感じるようになりました。
 そして、産後のケアは当事者であるママたちでさえ必要性を理解しておらず、頑張りすぎて疲れてしまうようなママがたくさんいます。
 まずは、こういったサポートがあること、育児は助け合いながらすることを知ってもらえる活動をしていきたいと思います。
 研修の途中、私の子どもが入院し実習を受けられませんでしたが、延期して受講させて下さり本当にありがとうございました。
 一度、キャンセルをしたのに延期し実習を受け入れて下さった実習協力者様。
 高学歴で高収入、バリバリ働く素敵なママで、何か手伝えるようなことがあるのだろうかと思いましたが、その方に子育てはどこの誰でも変わらないと教わりました。
 この方との出会いで、子育てはきっと世界のどこへ行っても変わらないのでは、必要なサポートも変わらないのでは、やはり育児は助け合いながらするものなんだと学ぶことができました。
 
 そして最終日の講義をご一緒させていただいた、山形の方々、全国に同じ気持ちで働く助産師がいるんだと、心強くなりました。
 充実した講義、感染予防を考えた調理実習、実習では、子どもの年齢、人数で必要としているサポートが違うことも学びました。
 
 多様なサポートを提供できるナーシングドゥーラの研修とても楽しかったです。
 ありがとうございました。
 初心に返り、私がナーシングドゥーラになりたいと思った患者様とのかかわりを振り返り、
 やはりそういった方々に知ってもらいたい、どこに属してるわけではないから、評価したり見定めたりするのではなく、寄り添う看護が提供できます。
 こんな存在もいるということを知っていただけるよう活動していきたいと思います。
 
 28期小松崎麻貴子