ナーシングドゥーラの理論的根拠になるのは
元京都大学社会学教授の杉万俊夫先生の「グループダイナミクス論」
あるグループ内に変化をもたらそうとする場合は、
グループの外から言うだけではだめでグループ内に飛び込みなさい。
という社会学論です。
ナーシングドゥーラは
子育て文化への誘い役。
子育てと全く接点がなかった男女や
二人目育児や三人目育児という文化に接点がなかったご家族に
その楽しさをお伝えする役割。
今までのように
指導や助言という「かやの外」からの関わりではなく
家族の中に入るべき という考え方です。
これはまさに「寄り添い」。
「家族」というグループに入ることで
その家族に合った寄り添いスタイルが見つかるのです。
寄り添いつなぐ看護職。
子育ての楽しさを
家族の大切さを伝えたいなら
まずは、一歩。