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養育支援訪問事業

SOS家庭への支援者不足



養育支援訪問事業


という、子育て家庭への家事育児支援行政福祉サービスがあるのはご存知でしょうか?


福祉サービスなので、まずは、本人がSOSを市区町村に出した方や保健師さんに本支援が必要と判断された方にのみ案内される


育児家事支援サービスです。



その担い手が全国的に不足しています。


当協会はその人材育成に寄与します。




以下は、厚労省サイトより。


養育支援訪問事業


(次世代育成支援対策交付金に計上)


1. 事業の目的

育児ストレス、産後うつ病、育児ノイローゼ等の問題によって、子育てに対して不安や孤立感等を抱える家庭や、様々な原因で養育支援が必要となっている家庭に対して、子育て経験者等による育児・家事の援助又は保健師等による具体的な養育に関する指導助言等を訪問により実施することにより、個々の家庭の抱える養育上の諸問題の解決、軽減を図る。


2. 事業の内容

家庭内での育児に関する具体的な援助

・ 産褥期の母子に対する育児支援や簡単な家事等の援助

・ 未熟児や多胎児等に対する育児支援・栄養指導

・ 養育者に対する身体的・精神的不調状態に対する相談・指導

・ 若年の養育者に対する育児相談・指導

・ 児童が児童養護施設等を退所後にアフターケアを必要とする家庭等に対する養育相談・支援


法的根拠は、平成21年に改正された児童福祉法です。 




しかしながら、平成29年度、養育支援訪問事業を実施している市町村は、全国1,741市町村のうち、1,335市町村(76.7%)であった。


その実施率に影響している要因のひとつに「適切な人材の確保」


どういう要因がこちらの文献ではあげられています。




https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjsssw/33/0/33_27/_pdf




「育児ストレス、産後うつ病、育児ノイローゼ等の問題によって、子育てに対して不安や孤立感等を抱える家庭や、様々な原因で養育支援が必要となっている家庭」


への支援を行う人材が居ない。


つまり、仕組みがあり、保健師さんが必要と認めて、助けて!と、市区町村に書類(SOS)を出した人であっても、人材が居ないから支援が受けられない。




ストレス軽減やうつ予防、育児ノイローゼを抱えた家庭が孤立している訳ですよね。




保健師さん達も辛いですね。





当協会は、全国のナーシングドゥーラ®が、養育支援訪問事業の担い手として活動するのを応援します。