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家族内感染予防の基本

コロナ感染対策として

家庭内感染予防は

子育て中はとても大事。

特に、

子ども→大人で

重症になるのが「ウィルス性疾患」です。

現代日本では、予防接種が増えましたが、

接種率は100%ではありません。

 



接種後抗体価が下がるものもあるので、

子どもだけではなく、

大人や生殖年齢前の中学高校生の健康を守るためにも


家庭内感染予防の基本を

産後間もないご両親にお伝えできるのも

ナーシングドゥーラ®ならではです。




大人が罹ると重症になるのが「ウィルス性感染症」

 

 

 

病院や

クリニック勤務経験者は

耳ダコかもしれませんが

主婦や他業種におられる方は

今一度おさらいしましょう。



麻疹→大人が罹ると命にかかわる可能性もあります。

特に一回接種時代の方々の抗体化が下がっている事は、一時期話題になりましたね。
http://idsc.tokyo-eiken.go.jp/diseases/measles/measlesqa/mashinqa1/


おたふく風邪(流行性耳下腺炎)
→合併症で有名なのは難聴、血小板減少性紫斑病、睾丸炎(男性不妊)。

おたふく風邪予防接種が定期接種になっていなかった中高年のお父さん、祖父母さまは、

お子様や孫との接触時は要注意です。
https://byoinnavi.jp/medical_info/95


風疹→妊婦の方がかかると
先天性風疹症候群(CRS)の可能性が上がるのは有名ですね。
https://www.keihin.or.jp/81/



水痘(水ぼうそう)→大人が罹ると重症になるのは有名ですね。死亡率↑も。
https://byoinnavi.jp/medical_info/26


手足口病
https://kenko.sawai.co.jp/prevention/201808-02.html




流行性角結膜炎→他のウィルスと同様に治療法は無く隔離と安静しか対策がありません。

https://www.smile-eye.com/faq/1_4.htm


これらの要注意感染症に、新型コロナウィルスが入りましたが

 

大きく異なるのが

 

予防接種が開発されていない事。

 

 


家庭内でできるのは

 

家庭内感染を予防する事。

 

具体的には

 

以下の共用は避けられそうです。

 



1.タオル
→トイレタオル、洗面所、バスタオルキッチンタオルなど。

2.コップ
→洗面所のコップは要注意!

3.歯ブラシ

は、当たり前ですが「歯磨き粉」もね。

歯磨きしながら補充する人もいます。


4.洗濯物

←もちろん、ウィルスを持っていなければ何ら問題はないのですが
保菌者である可能性があるなら、体液(唾液・汗・精液・膣分泌物など)、排泄物がついている可能性がある洗濯物は

別洗いが基本です。

 

家族が下痢嘔吐した際や、

 

発熱したら、その子と他の家族の洗濯物は別です。

 



以上、気にしすぎと思う方もおられるかもしれませんが、

私たちナースが家庭でお手伝いする際も

お客様は保菌者である可能性があり

自分たちも保菌者である可能性があるという

当協会の「スタンダードプリクーションKirei©︎(キレイ)」を遵守してくださいね。

 

 

また、

お客様がご家庭での

感染予防を考える機会を是非提供してください。

 

新型コロナウィルスの拡大は

危惧する事案ではありますが

この機会に全ての家庭が

家庭内感染予防について

考える機会になればと思います。

コップは別々

 

 

歯ブラシは別々

離して置きましょう。

歯磨き粉も別々。

 

洗面所のタオルは家族別々に。


トイレタオルも家族別々に。

バスタオルも家族別々に。

浴室タオルも別々。

 

 

家族の笑顔のために。